毎日のすきま時間にできる簡単なバイトに・・
誰でも楽にお小遣いが得られるイメージがありますが、未成年者(小学生、中学生、高校生)がバイトをするときのルールはどうなのか気になります。
高校生 中学生 小学生 何歳からバイトOKなのか
労働基準法に書かれている子供の労働とは
効率よくバイクを利用する・休日の申請方法とは
これらの疑問について分かりやすく見ていきます。
新聞配達のアルバイトとは 資格や制限はあるか
新聞配達員のバイトは指定された時間内に新聞を自宅に宅配する仕事であり、子供からお年寄りまで幅広い年齢層の方が働いています。
新聞配達のアルバイトができる条件はこのようになります。
年齢制限は特に設けていない
学歴・資格・経験などは不要
誰でもすぐに仕事を開始できるのが新聞配達の良いところです。
昭和の時代には、子供が多い家庭は生活が厳しく、学費、食費を工面することが難しい家庭が多くありました。そんなことから・・
こんなスタイルの家庭が多くありました。
ここで気になるのは、現在でも「子供も仕事してOKなのか?」についてです。
子供の新聞配達:小学生・中学生のアルバイトは違法なのか?
一般的には子供に仕事をさせることは禁止されています。これは、労働基準法にも・・
このように書かれています。
つまり、中学生・または小学生なのにアルバイトをさせると違法になります。
例外:満13歳以上の児童でもバイトが可能
中学生・または小学生の場合では基本は違法となっているのですが、いくつかの「簡単な仕事:新聞配達など」については例外が儲けられています。
児童の健康及び福祉に有害でなく、かつ、その労働が軽易なものについては、行政官庁の許可を受けて、満13歳以上の児童をその者の修学時間外に使用することができる。
引用元:厚生労働省 労働法
このように規定されています。分かりやすく説明すると、一般的なアルバイトは16歳以上という条件になりますが、「軽微な仕事」に限り、13歳以上(つまり中学生)からの労働が可能である・・としています。
軽微な仕事とは新聞配達のバイト、映画やドラマなどの子役が該当します。そして、新聞配達のバイトは・・
ドラマ撮影のように内容が明確にありつつ「特別な許可」を出せる範囲内であるときのみ、小学生でも労働ができるとしています。
深夜帯の時間は高校生・中学生・小学生バイト禁止
中学生であっても使用者(新聞の販売店)が所轄労働基準監督署長の許可を得ることができれば、修学時間外(学校の時間以外)で働くことができます。ただし・・
このルールがあります。
よくテレビの生放送で子供が出演しているとき、時間が迫ってくると退出していくことがありますが、それが「深夜業の禁止」となります。これを新聞配達のバイトにあてはめると・・
こうなります。
そして、もう一つ注意することがあります。
親が「子供を働かせたい」→「OKいいですよ」は禁止
未成年者が働くときには、当然ですが親は内容を知っています。そもそも家計が苦しいので仕方なく子供にバイトをお願いするはずなので、親が主導でバイト先を決めるはずです。
このとき、注意することが労働基準法にあります。
親権者又は後見人は、未成年者に代つて労働契約を締結してはならない。
分かりやすう言うと・・
これは そもそも考え方が間違っていて、親が使用者(新聞の販売店)と「契約」するのはなく、未成年者本人の同意があって・・
この決まりがあります。
新聞配達のバイト:報酬は二種類のスタイルがある
指定された新聞を宅配するだけの新聞配達のバイトですが、給料を決める仕事のスタイルが二つあります
時給制
部数制
時給制とは、決められた範囲の中で制限時間までずっと新聞を配り続けるというスタイルであり、最近 多くなってきています。
一方で部数制とは、昔から多くの新聞配達所で取り入れられているやり方であり・・
そのため、慣れてくるとかなりスムーズに予定の配達を終える事ができるようになります。早く作業を終えることを最初から想定しているので、1部あたりの報酬単価(給与)が低く設定されている場合があります。
新聞配達は効率の良い仕事なのか?
新聞配達のバイトを継続するにはモチベーションがとても大事になってきます。配達する家を覚えたなら、そこからは体力勝負になります。最初の一ヶ月は神経を使ってとても疲れます。しかし・・
早起きの習慣と休めないストレスの感じ方によって評価は変わりますが、効率はとても良いバイトだといえます。
新聞配達のバイト 高校生・中学生でもられる給料はどのくらい?
給料は受け持つ部数によって変わってきますが、一般的な200部ほどの配達を担当するとこのあたりです。
朝刊のみ 7万円程度
夕刊のみ 5万円程度
朝刊と夕刊を両方やるとき 12万円程度
中学生・高校生なら学業の時間を考えると夕刊の配達は難しいはずです。また、SNS:Xを見てみると・・
東京って22時以降無理なのか23時以降やからなぁ~😅
そうやねぇ、他のバイトだと、居酒屋とか時給高いんじゃない?高校生のときやってた子いたよ~
バイク免許持ってるなら新聞配達はめっちゃおすすめ。夜早く寝る習慣つくし、めっちゃ給料いいよ。しかもやるの朝だけだからね— 小宮紗央/Sao (@komiya_sao_vip) May 28, 2017
バイクを持っている高校生なら新聞配達はおすすめであり、夕刊より朝刊の方が給料が良いということです。
高校生・中学生の場合は夕刊は時間的に無理ですが、朝刊だけ:200部以上を維持できれば・・
原付バイクに乗って効率よく多くの部数を受け持つようになると、年収が300万円あたりまで上昇します。そのため、他の仕事をせずに新聞配達だけで生計を立てる方もいます。
休日は営業所によってまちまちである
新聞配達の仕事は週に1~2回の休みが多いはずです。新聞配達は1日あたり長くても2時間ほどの労働なので、週40時間の労働時間の規定には触れません。
働く側としては 勤務日数が減ってしまうと給与が減少するので、休みを嫌う方は多いはずです。最近は少なくなっていますが、営業所によっては・・
そのため、仕事を始める前に休日のルールをチェックしておくようにします。逆に週あたり2回、または3回の少ないシフトで契約できる営業所もあります。
雨の日は非常に辛い時間となる
新聞配達の仕事がキツいのは雨の日です。豪雨になったとしても「雨天中止」はありえないので、どんなに厳しい状況であった場合でも配達を完了する必要があります。
また、体調が不良になり翌朝のバイトが難しいときは、前夜の段階で状況を連絡しておくべきです。
まとめ:高校生・中学生・小学生何歳から可能か
早寝・早起きの習慣は健康維持には有効であり、年金受給者の早朝エクササイズとしても新聞配達は好まれます。ただ、会社勤めと併用するときは、睡眠不足の影響も考える必要があります。
新聞配達のバイトは覚える事が少ない単純な作業なので、中学生以上なら誰でも楽にこなせます。学業・部活動に影響しないように就寝時間のコントロールがポイントとになります。